この度、JINS MEMEアプリのカラダメンテナンスに新しいコンテンツを追加しました。
そのコンテンツの監修およびモデルを務めていただいたヨガインストラクター__Juri Edwards__さんに、ココロとカラダとの向き合い方についてお話をお伺いしました!
ーJuriさんとヨガの出会いについて教えてください
ヨガに出会ったのは大学生の時です。その頃はカルフォルニアに住んでいて、運動不足解消を目的に週一回くらいスタジオに通っていました。
大学を卒業してハワイで就職したんですが、とにかくサーフィンが大好きで、サーフィンばかりの毎日でした。そんな中で波がない日はヨガに行くようになって、そのうちにヨガの魅力にすっかりハマってしまったんです。
ハワイで200時間のヨガのティーチャートレーニングを受けた後、教室を持つようになったんですけど、人前で話すのがどうしても苦手で。はじめは嫌々ながらヨガを教えていたんですが、私が教える生徒さんの中でヨガで人生が変わったという人が何人も出てきたんです。
生活がとてもヘルシーになってカラダが健康になった、とか、ココロがポジティブになったとか。 そうやって目に見えてヨガで人生が変わっていく人たちを見ているうちに、本当にヨガを教えることが楽しくなって、やりがいを感じるようになって、今でもヨガインストラクターを続けています。
ー実際にヨガで人生って変わるんですね。Juriさんご自身はヨガを始めて変わったことはありますか?
ヨガを始めて変わったことは、たくさんあります!
ヨガをしていると色々な段階を経て変わることができます。 まずはカラダが気持ちいい、楽になったということから始まって、そのうち自分のカラダに気をつかえるようになる。そしてふとした瞬間から呼吸を意識できるようになる。 そんな風に本当に色んな段階で変わっていけるんです。
その中でも私がヨガを続けて一番感じている変化は、「自分に戻れる」ということですね。ヨガをしていると自分に対して意識を向ける習慣がつきます。そのため、ココロやカラダのバランスを崩しているときや疲れているときは、自分の状態に気付けるようになったし、以前よりも”自分フォーカス”で生きていけるようになったと思っています。
基本的にはどんな人でも「次は何をしようか」と常に先のことを考えて、意識が外側に向いています。そんな中で、ヨガは一度立ち止まる時間を与えてくれるので、自分に意識を向けて客観的に自分を見れるようになります。 そうすると自分の小さな変化や感情に気付けるようになり、自分のカラダの状態を知ることができます。
疲れたらしっかり寝る。 きちんと自分のカラダに正直でいることが大事だと思います。
ー色んな事に挑戦し続けているJuriさんから「疲れたらしっかり寝る」という言葉を聞くなんて意外でした!やっぱりメンテナンスすることって大事なんですね。
メンテナンスをすることはとても大事です。私は常に動いているように思われるんですが、全然そんなことはなくて、疲れたときにはしっかりと休むようにしています。だからこそ、動きたいときに動けるんです。
そして動きたいとか、やりたいと思った時は、絶対にそれを実行します。
例えば旅行に行くとかも、一瞬面倒だとか、少しエネルギーが必要なこともあるけど、だからこそ休めるときにしっかりと休んでおいて、やりたいと思ったらやりたいうちに実行できるように意識しています。
ーヨガ以外でココロとカラダのメンテナンスのために行っていることってどんなことですか?
運動はとにかく色々やっています。
カラダのリハビリにはピラティスがとてもいいですね。ヨガとピラティスって似てるんですが、全然違うんです。ただピラティスはヨガに通ずるところがあるからどうしても仕事のことを考えてしまいます。何も考えないでできる、ランニングやスノーボード、サーフィンを意識してやったりしています。
ただ、そういう運動を純粋に楽しいからやっていると私自身思ってたんですが、上手になりたいとか、少しでも早く走れるようになりたいとか、いつの間にか欲が出てしまい、純粋に楽しんでいないことに、最近気づいたんです。だから、本当に純粋に楽しめる時間として、友達とご飯を食べに行くとか、愛犬と遊ぶとか、そういう時間を楽しむことを最近はとても大事にしています。
私にとって楽しい時間は、やっぱり人といる時。
人といるときは、繋がれることが楽しくて、やっぱり私は人が好きなんだなと思います。ただ、だからこそ、自分の時間をしっかりと持ってバランスを取らないと疲れるので、自分の時間はとても大事にしています。
ー自分のための時間や自分のことを知ることってやっぱり大切ですか?
とても大切だと思います!私は色んなことにチャレンジしたり、楽しんだりしてますけど、その全てが「自分を知るためのツール」なんだと思うんです。
サンスクリット語で「スヴァディアーヤ」といって、「ヨガを通して自分を知ること=自己探求」がヨガの本質的な目的だと思っています。 私達は一生をかけて自己探求を続けています。自己探求を続けると、自分のことを少しづつ知れていくので、歳を取るごとにキャパが拡がります。そして、自分のことを好きになって自信がつくから、周りの人のことが気にならなくなるんですよね。
それはヨガに限らず、どんな運動やスポーツも自分を知るためのツールだと思います。それこそ、人との関係も、本当は自分を知るためのツールなんだと思っています。
ー最後に、Juriさんのようにいつも前向きでエネルギッシュでいられる秘訣があれば教えてください!
やっぱりカラダを動かすことですね。私は会社を経営しているので、ヨガインストラクターの私とは全然違い、色々考え事をして難しく考える時もあります。でも、悩んだりもやもやしてる時も、カラダを動かすだけで気持ちが切り替わるんです。
新しいメンテナンスコンテンツでご紹介している「太陽礼拝」のポーズも、モヤモヤを解消する時にとてもオススメです。 カラダを動かしてスッキリする。本当にそれを積み重ねることで、私は私らしく、いつも前向きでいられるんだと思います!
ーJuriさん、本日はとても素敵なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
Juriさんは本当に健康的でとても魅力的な笑顔をされる方でした。 いつも自分をメンテナンスをし続けるからこそ、その笑顔ができるんだなととても実感しました。 Juriさんのようにいつも前向きでいられる方が増えるように、JINS MEMEがその一助になれると嬉しいです。
Juri Edwards プロフィール
東京都出身。 ハワイでインストラクターの活動を開始。アンバサダーを務めていたルルレモンの日本法人立ち上げを任され、2015年に日本に帰国。帰国直後から日本でもトップインストラクターとして数々のイベントやメディアに出演。2018年、アジア初のルルレモン「カントリーアンバサダー」に抜擢された翌年、東京・原宿にIGNITE YOGA STUDIOをオープンし人気を博す。フリーランスヨガ&ベビトレヨガインストラクタ