いつもJINS MEMEをご利用いただきありがとうございます。
今回は、JINS MEMEユーザーのインタビューをお届けします。 お話いただいたのは、IT関係の会社でエンジニアをしている50代のKさん。使い始めたきっかけから使用方法、身体の変化などを伺いました。
仕事に集中しすぎて長時間同じ姿勢が続き、頚椎症に
―Kさんの仕事や身体の状況を教えてください。
IT関係の会社で、エンジニアとしてビジネスクラウドツールの開発をしています。テストケースとして社内で利用促進して改善につなげたり、導入いただいているお客さまのニーズに合うよう開発したりしています。
働き方としては、コロナ禍以降は完全に在宅勤務です。開発しているビジネスクラウドツールがテレワークのモデルケースとして販売しているものなので、会社では早い段階からテレワークを導入していました。
最近は自宅や会社、サテライトオフィスなど、どこでも仕事をしてもいい規則になったのですが、私は自宅で100%、いや120%デスクワークですね(笑)10時間以上座って作業をすることもあります。旅行が好きなのですが自粛している状況で、ほかの趣味が読書や映画、あとは犬を飼っているで、自宅にいることがほとんどです。健康のために30〜40分程度のウォーキングはするようにしています。
2021年10月くらいに、なんとなく夜に首や背中が重いなと感じるようになり、寝違えたのかなと思っていたんです。疲れていたし、変な寝方をしてしまったのかなって。でも数日経ってもやっぱり何か重い。そのうち夜も眠れないほど痛く、体を動かすと痛みが出て目が覚めてしまって…。ただ、仕事が繁忙期で病院に行けず、1週間ほど痛みに耐えて、もうダメだと思って病院に行きました。そこで初めて頚椎症と診断されました。
頚椎症の原因は、老化ということもあるそうなのですが、やはりリモートワークで長い時間同じ姿勢を続けることがいけないようです。私の場合は、集中すると前傾姿勢になり、頭が首よりも前に出てしまい、首が張ってしまうことが大きな原因でした。右の肩甲骨の下あたりに突き刺さるような痛みに加え、指が麻痺してしまい、キーボードが打ちにくい状況になってしまいました。
姿勢判定の通知で正しい姿勢を意識するように
―辛かったですね…。診断からどのようにしてJINS MEMEを取り入れるようになったのでしょうか?
医者からは、とにかく姿勢をまっすぐにするようにいわれました。ですが、気をつけてはいるものの、仕事に集中すると無意識に前傾姿勢になってしまうんです。 正しい姿勢を維持できるようなものがないだろうかと、ネットで調べていたら、JINS MEMEを見つけました。結構いろいろと調べたのですが、私が調べた中で姿勢を正しく検知してくれるのは、JINS MEMEだけでした。藁をもつかむ思いで「とりあえず買ってみよう」と思ったのが、10月か11月ぐらいですね。
私が使用している機能は姿勢判定と通知機能です。仕事に集中して前傾姿勢になった時に、アラートが来るので姿勢を戻す、それを繰り返す形ですね。最初は半信半疑だったのですが、意外と使えるなと思いました。
―JINS MEMEの具体的な使い方を教えてください。
当初は寝る時以外はずっと着用していました。レンズを老眼鏡にしていたのですが、31インチの大きなディスプレイに買い替えたら、老眼鏡を通すと大きくなりすぎたので、普通のレンズに交換しました。こういう時、半年間レンズ交換が無料というのはありがたいですね。
もともとUltra Light Airframeの方は老眼鏡にしていたので、近距離で作業をしたい時はUltra Light Airframe、普段の作業はJINS MEMEと使い分けをしています。本当はJINS MEME が2本ほしいところですが、安いものではないので…。
あとはスマートフォンだと通知に気がつかない時があるので、アプリをスマートウォッチに同期させたら、見逃しはなくなりました。JINS MEMEはいろいろな機能がありますが、姿勢判定と通知機能をメインに使っています。 なぜかというと、自分のスマートフォンにヘルスケアプログラムが標準で搭載されているので、それをずっと愛用しているからなんです。アプリにいろいろな機能を提供していただいているのに申し訳ないのですが、立ち上がって運動しましょうという通知など、重複している機能は慣れ親しんだスマートフォンの方を使っています。たまに今日は調子が悪いな、1日どうなっていたんだろうと、JINS MEMEアプリで姿勢の状況を確認することはあります。
環境のアップデートで夜まで身体の負担が少なく感じられる
―JINS MEMEを使うことで、どのような変化がありましたか?
頚椎症の診断を受けてから、神経痛の薬を服用しつつ、とにかく良い姿勢を保つための環境を整えました。先ほど話したディスプレイのほかにも、正しい姿勢を保てる椅子を購入して、総合的に姿勢を維持するようにしています。でもやはり、仕事に集中すると正しい姿勢を維持するのは難しいので、JINS MEMEの姿勢判定と通知はとても役立っています。
頚椎症は、治すというよりは、これ以上ひどくならないように、日常生活で気をつけるしかないんです。症状が進行して痛みに耐えられなくなると手術になってしまうので、それは避けたいと思っています。
JINS MEMEを使い始めてからは、意識して良い姿勢を保つ生活ができていますので、14時〜15時くらいで「もう痛くて限界!」となっていたのですが、徐々に20〜21時くらいでも「今日まだできる!」と感じられるようになりました。
―機能について、使いにくいことや追加してほしいことなど、率直なご意見をお聞かせください。
姿勢判定の通知時間をもっと短い周期にしてほしいですね。最短の通知が5分なので、もちろん体に負荷がかかってない時は5分でも10分でも全然構わないんです。ですが、忙しい時は頻繁に前傾姿勢になってしまうので、それこそ1分単位で通知してほしいですね。
そのほかは、居眠りアラートが欲しいですね。仕事で集中しすぎた翌日、会議の時にふと意識を失っている時があるので、何らかの方法でスマートウォッチとかで腕を攻撃してくれるとか(笑)集中度の機能は使っていませんが、逆に「集中しすぎアラート」があるといいなと思っています。特にお客さまと重要な打ち合わせがある時は、前日に集中しすぎないようにできないかなと。「もうやめろ」とか、「今日は何時間集中しているから休みませんか」と通知が出てくるといいかもしれないですね。翌日のために余力を残せるような機能があるとうれしいです。
開発者ってみんなそうだと思うのですが、気がついたら夜中や朝だったということが結構あるんですよ。ダメだなと思うのですが、自分だけではどうしようもないので、JINS MEMEに気づかせてもらえることで、少しでもセルフケアにつながればいいなと思っています。
―Kさん、本日はありがとうございました!
正しい姿勢は、健康を維持するために欠かせない要素だということ、またその大切さにKさんの話を伺って改めて感じました。 機能に関してのご意見は、今後のアプリ機能の改善に活用させていただきたいと思っています。今後もJINS MEMEが少しでもお役に立てたらうれしいです。