BRAIN機能で起きた事象
日頃は JINS MEME アプリをご愛用いただきましてありがとうございます。 リリース以降JINS MEMEアプリにおける集中(没入)値が高く出る事象のご連絡を何名かのユーザー様から受けており、以下のように対応を進めております。
原因
以下の3つの原因により集中(没入)値が高く出る現象を把握しております。
- アプリのアルゴリズム感度
- ファームウェアのまばたき判定アルゴリズム
- 装着時の眉間電極浮き
詳細と対応方針(1) - アプリのアルゴリズム感度
今回のアプリでは、没入状態をより切り出して判定するために、まばたきの間隔がより判定結果に反映されるようにアルゴリズムを調整しました。
しかし、高指標域(Zone)へ達する頻度が想定よりも多く、Zone判定が出やすい事象を確認しております。これらの対応としまして、感度を調整したアプリをバージョン1.2.0として近日中にリリースいたします。また不自然なデータが発生している場合、アプリ画面上でユーザー様が把握できるようなUIの追加を以降のリリースで順次実施していきます。
※過去データに対する修正は行われません。
詳細と対応方針(2)- ファームウェアの判定アルゴリズム
旧JINS MEMEでは上を向いた時のシグナルをまばたきと誤検出してしまう率が高かったため、新JINS MEMEではまばたき判定ロジックを修正しております。ただし、この変更によってまばたきを検出しづらくなるユーザーが存在していることが判明しております。
この問題に関しては、旧JINS MEME相当の検出ロジックも選択できるようにファームウェア更新ツールを準備中です。ご自身のまばたきの特徴に合わせてご利用いただけるようになりますので、より快適にJINS MEMEアプリをお使いいただけるようになると思います。
詳細と対応方針(3) - 装着時の眉間電極浮き
眼電位センサーは眉間の電極と鼻パッドの電極の3点を肌に軽く押し付けられていることが必要です。 浮いている、眉間に電極が当たっているか分からないと感じられる場合は前方からメガネを軽く顔に押し当ててください。
メガネがずり落ちてしまい浮いてしまう場合は、お手数ですがお近くの取扱店舗にて調整をお願いいたします。
※旧JINS MEMEでは装着の調整ができない構造だったため、かなり強めに締め付けるような構造にしておりました。ただそれが原因で3割ぐらいの方から「痛くて1日装着することができない」というご意見をいただいてしまっておりました。その対策から新型JINS MEMEでは電極接触と締め付けの痛み軽減を実現すべく開発をしてまいりましたが、一部の方には緩めになってしまっております。
JINS MEME はこれからもより一層のサービス・精度の向上に努力をして参りますので今後ともご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。